のみのかわでつくった王さまのながぐつ (いわさきちひろ画紙芝居選)
本, 高橋 五山
によって 高橋 五山
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内容紹介ものずきの王様が、自分の長ぐつは何の皮で作ってあるかをあてた者に、王女をやるというおふれを出しました。鬼があててしまい…。
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王様はノミをふとらせその皮で長靴を作らせました。そして、国の人たちにこの長靴が何で出来ているのかを問いました。王様は、だれもわかるはずはないと、答えを当てた者にほうびとして、自分の大事なお姫様を嫁にあげると約束してしまったのです。そこへ醜い鬼がやってきて、長靴がノミで出来ていることを言い当ててしまいます。お姫様は鬼のすみかへと連れて行かれます。悲しさと恐ろしさに打ちひしがれたお姫様のもとに6人のこびとやってきます。そして、お城へ帰してやろうとお姫様を連れて鬼のすみかから逃げ出します。こびとたちは、それぞれ不思議な力を発揮して追ってくる鬼からお姫様を守ろうとするのですが......。王様のばかげた約束を戒めるという教訓的な話というよりも、お姫様がこびとといっしょに鬼から逃げるという、子どもたちの大好きな鬼ごっこのスリリングな世界、物語ならでは奇想とスペクタクルを楽しむ、そんな紙芝居です。
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