金(ゴールド)が語る20世紀―金本位制が揺らいでも (中公新書)
本, 鯖田 豊之
によって 鯖田 豊之
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内容(「BOOK」データベースより) 二〇世紀は金本位制とともに開幕し、マクロ的には外貨国債と金現送が同一平面上にあって、金に振りまわされた時代だった。金本位制の挫折期には金の現送が行なわれた。一九七一年、変動相場への移行で、金は表舞台から退場したかにみえたが、ユーロの誕生など金融市場が変化する今も、国際経済で金を活用しようとする勢力と、金廃貨で固まった勢力が併存する。金本位制が揺らいだとしても、金の裏付けを欠いた通貨は信認されるのか。
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著者の鯖田 豊之氏はヨーロッパ史であり、経済史の専門ではない。それもあってか、前半の経済状況の分析と記述が非常に分かりにくくなっている。この著者の中では若干できの悪いものになってしまったのは残念。
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