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超高齢社会の「困った」を減らす課題解決ビジネスの作り方

, 斉藤徹

によって 斉藤徹
4.1 5つ星のうち 15 人の読者
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「人生100年時代」に起こるさまざまな課題にビジネスで挑戦!超高齢社会突入に由来する問題が山積みの日本。医療、介護、年金、コミュニティ、買い物難民、特殊詐欺、ゴミ屋敷、自動車事故、就労、貧困……多岐にわたる問題には、「ビジネス視点」による持続可能な対策が必要です。本書は、電通で長年シニア向けビジネス開発に携わる著者が、高齢社会の諸問題にビジネスとして取り組むユニークな先行事例を取材。その事業のどこが新しく、なぜうまくいっているのか、他の業界・職種に応用するヒントなども分析して紹介します。●新規事業の種を探すビジネスマン●課題解決に挑戦したい学生・社会人●「健康・長寿」「まちづくり」「産業」分野での SDGs(持続可能な開発目標)導入を考えている人などにおすすめの1冊です。【本書に登場する課題解決ビジネスの例】・デイサービスで活躍「コミュニケーション・ロボット」・生活の質を上げる「排泄予知デバイス」・高齢者を加害運転から救う「自動車運転評価AI」・介護の質を向上させる「パワード・スーツ」・QRコードで通知「徘徊発見システム」・日常の困りごとを解決「御用聞きサービス」・高齢者と若者をつなぐ「世代間ホームシェア」・生きがい&収入で生き生き暮らす「仕事付き高齢者向け住宅」……など※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
以下は、超高齢社会の「困った」を減らす課題解決ビジネスの作り方に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
「超高齢社会」というWORDに似合わない、ポップで明るい表紙が目立つが、何よりも、取り上げられている高齢社会向けのビジネス事例がみなチャーミングかつぬくもりの感じられるイノベーションであり、触発された。ワンテーマごとに2~4ページにまとまっているので読みやすいが、読後感として「超高齢社会」がポジティブなビジネスチャンスにあふれている社会だと感じられた。30-40代で、高齢社会まで間があるビジネス層には、高齢者の身体、高齢地域社会のデータおよびそれに対応したビジネス事例があるので参考になるだろう。ビジネス化のためのアドバイスも豊富であり、「高齢社会対応ビジネス」のイメージがポジティブな方に、「挑戦してみたい」方にだいぶ変わるのではないか。特に50代以上のビジネス層に手にとると良いと思う。間もなく高齢者になる「当事者」としてビジネスチャンス等を考える際の良い手掛りなるだろう。もしビジネスチャンスが見つからなかったありモノにできなかったとしても、高齢者に向けた優れたサービスを知っていることは、その人自身の高齢ライフを豊かにすることは間違いない、要するに読む事が「はずれ」になることが無いのだから。またICT やIoT、ロボティクスなど使った事例が多かったことも新鮮だった。テクノロジーの進化は人の労働を奪う、など喧伝されているがそうではない一面を見た思いがする。ICT、AIなどの先端テクノロジーの浸透が日本企業では遅れていると聞くが、企業よりも、高齢社会の現場などの、本当に必要とされている領域からこそ、先端テクノロジーが浸透する可能性を感じた。これは、自治体やNPOで高齢者向け施策に取り組んでいる方々にとっても参考になるかと思われた。高齢社会という枠を超えて、現代の日本で「社会の弱点」が、ビジネスとイノベーションの力で変わる可能性を示唆する本である。

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