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日米戦争同盟: 従米構造の真実と「日米合同委員会」

, 吉田敏浩

によって 吉田敏浩
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内容紹介 日米合同委員会がひそかに強化する対米従属の現状を沖縄、厚木基地、武器輸出問題などを通して検証する迫真のドキュメント。 内容(「BOOK」データベースより) これが戦争の構造だ。アメリカ優位の密約制定機関「日米合同委員会」の正体とは?歪んだ日米関係が形成する戦争体制を、軍事的、経済的、制度的にあばき、その非人間性を「いのちの視点」から告発する画期的ドキュメント。 著者について 1957年生まれ。ミャンマーを取材した「森の回廊」で大宅賞受賞。「赤紙と徴兵」、「ルポ戦争協力拒否」などの著作がある。近著は「横田空域」。反骨のジャーナリスト 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 吉田/敏浩 1957年、大分県臼杵市生まれ。明治大学文学部卒業。ジャーナリスト。ビルマ(ミャンマー)北部のカチン人など少数民族の自治権を求める戦いと生活と文化を長期取材した記録、『森の回廊』(NHK出版)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『「日米合同委員会」の研究』(創元社)で日本ジャーナリスト会議賞(JCJ賞)を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
以下は、日米戦争同盟: 従米構造の真実と「日米合同委員会」に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
いつのころだろうか、「日米同盟」という言葉をちょこちょこ見かけるようになったのは。1980年代は、「日米安保」がメインだったと記憶している。しかし、出版物を見ても「日米同盟」がメインとなりつつある。「同盟」に対して感覚が鈍磨してきているのだろう。本書は、公文書開示、関係者への取材、国会での答弁などを丁寧に辿り、現在のアメリカと日本の「軍事」関係を掘り起こしている。日米地位協定、日米合同委員会の問題点に触れながら、日本や日本の自衛隊がどのようにアメリカの戦略に組み込まれているのかを明らかにしている。何よりも怖いのは、第3章で指摘されている民間人が巻き込まれること。輸送関係や機器のメンテナンスなどで、戦地のアメリカ軍基地にまで日本企業に属する民間技術者が派遣されている。当然だが、守秘義務もあれば箝口令もあり、同僚にも簡単に告げるわけにはいかない。負傷した場合の対応などについても不安がつきまとっているようだ。この手の業務を拒否することを認めた最高裁判例を引用しているが、すでに60年の前のものだし、現在の最高裁の顔ぶれを見ると判例変更があってもおかしくない(著者は、この点には言及していないが、分かっているはずだ)。自衛隊に入っていないから、大丈夫なんて思わない方がいいということだ。また、基地が近くにあれば、どういった被害があるのかは、第5章に詳しい。もちろん、周辺から引っ越す自由はあるが、基地ができる前から住んでいて愛着がある人もいれば経済的な問題から難しい人もいる。騒音の酷さについては、最高裁も「受忍限度を超えている」と認めるほどなのだ。ここまで来てしまったのか、というのが偽らざる思いだ。だからといって、手遅れというわけではないはずだ。戦争に巻き込まれるのは絶対に嫌である。

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