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仏像とお寺の解剖図鑑

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によって スタジオワーク
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内容紹介 お寺の境内にちりばめられた仏の世界の読み解き方 「お堂で礼拝する際、座して一礼するのはなぜなのだろう」という素朴な疑問から本企画は始まりました。 実際にお寺を訪れ、床に視線を落としたあと、拝仏し、さらには天井まで見上げる。 簡素な床に対し、きらびやかに装飾された天井。 一連の所作とお堂のしつらえを1つひとつ「解剖」していくと、床は現世、天井は仏の世界を表現していて、 正面にいる仏像は2つの世界をつなぐ存在なのだと気づかされたのです(あとがきより)。 本書はこの疑問を解くべく、仏像とともに、その入れ物となる寺院建築の見かたを 全国各地のお寺をとおして解説しています。 建物だけ、仏像だけを見ていたのでは先人達のお寺に込めた願いは見えてきません。 なぜなら、人々を病気や災いから守り、仏の世界へと導く精緻な仕掛けが、 仏像の持ち物やしぐさだけでなく、建物の配置や細部の装飾にも込められているからです。 それぞれのお寺と仏像の解説はもちろん、仏の世界が体系的に理解できるようになる、 仏像の見分け方や寺院建築の決まりといった基礎知識もていねいに紹介しています。 読後に参拝したときには「なぜお寺に行くと心癒されるのか?」の理由がきっと見つかるはずです。 ■主な章構成 巻頭 5分で分かる仏像とお寺 第1章 仏界のトップ・如来 第2章 菩薩はただいま修行中 第3章 明王は怒れる如来 第4章 天部は仏界の用心棒 第5章 仏になる人、仏像をつくる人 内容(「BOOK」データベースより) なぜ人はお寺に行くと心癒されるのか?仏像には如来、菩薩、明王、天部とさまざまな種類があります。仏像の見分け方や鑑賞方法とともに重要なのが、「うつわ」である建物の見かた。これをセットで見ることで、仏の世界がぐっと身近になるはず!本書は仏像とともに、その入れ物である寺院建築の見かたを解説しています。これを理解しないと先人達の秘めた願いは見えてきません。なぜならば、人々を病気や災いから守り、仏の世界へと導く精緻な仕掛けが、仏像の持ち物やしぐさだけでなく、建物の配置やディテールにも込められているからです。 商品の説明をすべて表示する
仏像とお寺の解剖図鑑を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
仏像に関する解説はもちろん、その仏像を納めるお堂や参道も含めたお寺全体の配置に関する建築的考察もあるのが、最近多い仏像関連本の中でもちょっと異色。ただ、三十三間堂の項で後白河法皇と平清盛の名が何処にも書かれてないのは如何か。あの特異なお堂を、誰が何のために造ったのかと、誰もがまず思うところを押えておくべきで、教科書に載ってるだろうから省略でもないでしょう。それと、浄土寺浄土堂の項。お堂に夕陽が差し込むと朱塗りの内部が黄金色に輝いて見えるとありますが、ここの肝は梁の下に引かれた眉(胡粉が塗られた白いライン)が四方八方に飛び交うレーザービームのように光って見える効果にあるはず。それはまるで現代ロックのコンサート会場のような高揚感をもたらしたのでは・・なんてことはともかく・・写真は無いが図版は多く(確かにイラストの出来に差があるのはご愛敬ですが)丹念に調べられ、ほとんどトリビアネタのような細かい記事まで興味深く読みました。

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