洋書天国へようこそ 深読みモダンクラシックス mobiダウンロード

洋書天国へようこそ 深読みモダンクラシックス

, 宮脇 孝雄

によって 宮脇 孝雄
4.4 5つ星のうち 23 人の読者
ファイルサイズ : 26.76 MB
内容紹介 長年にわたって膨大な洋書に親しんできた翻訳家・宮脇孝雄氏と共に深読み、横滑り読み、拾い読みしながらモダンクラシックス(19世紀半ば~20世紀半ばにかけての英語の古典文学)の魅力を存分に味わいましょう。 ヘミングウェイ、ポオ、ディケンズ、サリンジャー、ハインラインなど純文学からSFに至る広範な分野の傑作を一作ずつ取り上げ、作品のツボや味わい方、文学史上の位置づけ、作家の文体の特徴など、翻訳家ならではの深読み視点で紹介。 軽妙かつ滋味あふれるエッセイを読み進むうちに、“本物の教養"が身につく一冊です。 <エッセイタイトルの例> W.フォークナーは南部の話好きのおじさんだ 現代作家に多大な影響を与えたポオの南極SFホラー ヨーロッパ文学界に衝撃を与えたハメットの文体 細部にこだわる英国人気質がミステリと児童文学を生んだ? ●本書の効能 ★かつて読んだ名著の魅力を再発見 ★知らなかった作家の傑作と出会う ★洋書の読み方へのヒントが満載 ●この本を読んでほしい方々 ★英米文学の味わい方・楽しみ方を知りたい人 ★英語の原書をきちんと読みたい人 ★一通り英文法や語彙などの知識はあるが、英語を深く読めず、一皮むけたいと思っている人 【目次】 第1章 ごめんなさい、スタインベックさん! 再読して発見した名著のすばらしさ 若きヘミングウェイが文学修行したパリの日々『移動祝祭日』アーネスト・ヘミングウェイ 巧みな比喩にうならされるハードボイルドの名作 『さらば愛しき女よ』レイモンド・チャンドラー 文豪ロレンスの凄みが味わえる初期の短篇 『プロシア士官』D・H・ロレンス メタ・ミステリ手法による不倫系恋愛小説の傑作 『良き兵士』フォード・マドックス・フォード 『よき兵士』を研究し誕生したグレアム・グリーンの代表作 『情事の終り』グレアム・グリーン 生者と死者をつなぐものは? 寓意に満ちたアメリカ文学 『サン・ルイス・レイ橋』ソーントン・ワイルダー 英国式ユーモアが各種詰まった天才作家のデビュー作 『大転落』イーヴリン・ウォー クリスティのデビュー作に名探偵ポワロは難民として登場 『スタイルズ荘の怪事件』アガサ・クリスティー 一人称で知的に語られるシングルマザーの物語 『碾臼』(ひきうす)マーガレット・ドラブル 日本人にもなぜか懐かしい英国人老教師の回想小説 『チップス先生さようなら』ジェイムズ・ヒルトン 古風なメロドラマに描かれた第二次大戦前夜の不穏な空気 『女ごころ』サマセット・モーム 巧みな語り口で描きだされるアメリカ南部の過剰な物語 『八月の光』ウィリアム・フォークナー クリスマスを「再発明」したディケンズの人気小説 『クリスマス・キャロル』チャールズ・ディケンズ 大恐慌時代の貧しき者たちを古典悲劇の形式で描いた文学 『二十日鼠と人間』ジョン・スタインベック 五感を楽しませる描写満載の007シリーズ中期の傑作 『ゴールドフィンガー』イアン・フレミング 子供たちのひと夏の冒険を描く非ファンタジー児童文学 『ツバメ号とアマゾン号』アーサー・ランサム 多様な読み方ができる海賊船での子供たちの冒険物語 『ジャマイカの烈風』リチャード・ヒューズ 村上春樹作品の文体にも影響が?高い人気を誇るSF作品 『夏への扉』ロバート・A・ハインライン 2章 「哀れ」を知る年ごろになると 古典はじわじわ身体にしみてくる 世界が結晶化することの意味は? 聖書的寓意も書かれた新しいSF 『結晶世界』J・G・バラード ボヘミニズム隆盛のNYで古典的形式の詩で活躍した女性詩人 『ミレー詩集』エドナ・セント・ヴィンセント・ミレー 戦前のニューヨークの雰囲気が味わえる幻想的恋愛小説 『ジェニーの肖像』ロバート・ネイサン 新鮮な魅力が真空パックされたサリンジャーの名作短篇集 『ナイン・ストーリーズ』J・D・サリンジャー 70年代、若者の共感を呼んだ短篇集は中高年にも響く 『長距離走者の孤独』アラン・シリトー 電気羊を飼う賞金稼ぎから見た最終戦争後の世界 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』?フィリップ・K・ディック NYのユダヤ人の生活と寓話が融合したマラマッドの短篇集 『魔法の樽』バーナード・マラマッド 端正な英文、盲点を突く推理 短篇ミステリの教科書的作品 『九マイルは遠すぎる』ハリイ・ケメルマン 大都会の住宅地が舞台 オカルト小説の画期的な作品 『ローズマリーの赤ちゃん』アイラ・レヴィン 希望のない環境に暮らす家族三人の姿が心に植えつけられる記憶劇 『ガラスの動物園』テネシー・ウィリアムズ 凝った文体で描かれた近未来の不良少年と国家権力 『時計仕掛けのオレンジ』アントニイ・バージェス 異邦人の視点で昔のロンドンを描いた児童文学の名作『風にのってきたメアリー・ポピンズ』P・L・トラヴァース 難解な文体で知られる大作家の「哀れを知る」大人向け小説 『デイジー・ミラー』ヘンリー・ジェイムズ 辛口の日本酒のようにしみるハメットの名作ミステリ 『ガラスの鍵』ダシール・ハメット 「ユーモラス系探偵小説」のほうのカーの代表作 『帽子収集狂事件』ジョン・ディクスン・カー 3章 同時代の異なる国の作家を続けて読む 古典は「横滑り読み」が面白い アメリカ人なら一度は読む人道主義的テーマの名作小説 『アラバマ物語』ハーパー・リー 濃密な詩的雰囲気が評判となったカポーティの第一長篇 『遠い声 遠い部屋』トルーマン・カポーティ 50年代に登場した名作異世界ファンタジー ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり』C・S・ルイス 児童文学史上初! 「いやな女の子」が主人公の物語 『秘密の花園』フランシス・ホジソン・バーネット かつて読んだ名作ミステリを原書で再読する愉しみ エジプト十字架の謎』エラリー・クイーン クイーン活躍のころ、英国では全く違うタイプのミステリが 『死体をどうぞ』ドロシー・L・セイヤーズ 精密な描写にこだわる英国人気質が生んだファンタジー 『床下の小人たち』メアリー・ノートン 脱線しまくる物語に挫折者多数の『白鯨』の読み方 『白鯨』ハーマン・メルヴィル 現代作家にも多大な影響を与えたポオ唯一の長篇 『ナンタケット生まれのアーサー・ゴードン・ピムの物語』エドガー・アラン・ポオ ポオの作品世界を感じさせるオムニバス形式の宇宙船の旅 『宇宙船ビーグル号』A・E・ヴァン・ヴォクト 詩的叙情をたたえたブラッドベリ節満載の短篇集 『刺青の男』レイ・ブラッドベリ 内容(「BOOK」データベースより) 原書で読んでも翻訳で読んでもおもしろい!長年膨大な洋書におぼれてきた翻訳家とともに深読み、横滑り読み、拾い読みしながら主に20世紀の英語の古典の魅力を味わう。 商品の説明をすべて表示する
以下は、洋書天国へようこそ 深読みモダンクラシックスに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
読みやすくて勉強になった。ただ冒頭の大文字が二頁目の頭に表示される。

0コメント

  • 1000 / 1000