大日本帝国の戦争遺跡 (ベスト新書)
本, 飯田 則夫
によって 飯田 則夫
4.4 5つ星のうち 3 人の読者
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内容紹介 明治期の国防を担った要塞、地方都市の発展を支えた師団、 戦後の技術立国の礎となった軍事工場など、 日本の近代化を支えた、旧軍史跡を豊富なカラー写真とともに紹介する。 世界中で近代遺産の価値の見直しが進む今、 「戦争遺跡」=「負の遺産」と捉えず柔らかな頭で眺めていただけたら幸いである。 《おもな内容》 序章戦後70年目の戦艦武蔵発見 第1章要塞・トーチカ 第2章鎮守府・師団・司令部 第3章兵站・工廠・産業遺産 第4章帝国軍人ゆかりの地をめぐる ・乃木希典 ・山本五十六 ・石原莞爾 ・東郷平八郎と海軍兵学校 内容(「BOOK」データベースより) 近代日本の発展に大きな役割を果たした旧日本軍。ところが、昭和二〇年の終戦とともに、旧軍の関連施設はその歴史的価値を顧みられることもなく忘れられ、あるいは無残に破壊されてきた。近年、近代遺跡の再評価がすすんでいるとはいえ、旧軍施設に対する注目は十分とはいえず、今日でも老朽による取り壊しなどが相次いでいるのが実状だ。本書は、長年にわたって旧軍にまつわる史跡を追い続けてきた著者が「帝国日本」の面影をいまに伝えるスポットを厳選して紹介している。 商品の説明をすべて表示する
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以下は、大日本帝国の戦争遺跡 (ベスト新書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
同時購入した同じ著者の「図説、日本の軍事遺跡(2004年発行)」で不満に感じた事が解消されていて、しかも価格も安くなっている。見開き日本地図にそれぞれの場所がしるされているので分かりやすく、カラー写真やクローズアップ写真も随所に使われていて見る目を楽しませてくれる。新書版だから公共機関で移動するときになどにも持ち運びしやすい。遺跡ができるまでの歴史や関連する資料写真もあり、前作品には無かった近畿や四国の遺跡も紹介されていているので、この本で一挙に不満は解消された。アクセス地図も載せられているので、何かの旅行をしながらこの本をバッグから取り出して、実物の遺跡を確かめるといった事にも活用できそうだ。「図説、日本の軍事遺跡(2004)」との内容を比較してみると、著者が同じなので当然、取り上げられた遺跡や写真は重複するが、同じ遺跡の写真でも、なぜかこちらの方がよく整理されていて訴えてくるものがある。素人判断だが紙質を下げて新書版にしたことが、カラー写真をたくさん入れられるようになったのかもしれない。どちらかを選ぶとしたら、断然こちらの方がお得である。
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